あなたは「FIRE」という言葉を耳にしたことはありますか?
「FIRE」はアメリカ発祥の働き方の概念を表した言葉です。
コロナ禍によって大きく変化した社会や経済の中で、副業を探し始めたあなたが目指しているのは、「経済的自立」ではないでしょうか。
「これまでのやり方は通用しないかもしれない」と危機感を持ち、自分の働き方を見直す転換期を迎えたとき、この「FIRE」という考え方は、今とこれからのあなたに必要な視座を与えてくれるかもしれません。
「FIRE」ってなに?
『Financial Independence, Retire Early』の頭文字をとってつくられた言葉です。
その第一人者は、クリスティー・シェンとブライス・リャン夫妻です。彼らの著書『FIRE 最強の早期リタイア術 最速でお金から自由になれる究極メソッド』がニューヨーク・タイムズなど多数のメディアに取り上げられ、話題となっている。
Financial | =財政的・経済的 |
Independence | =自立・独立 |
Retire | =退職・離脱 |
Early | =早期に |
直訳すると「経済的自立と早期退職」という意味になります。経済的に自立することで、「お金や時間」から解放され、そこで生み出された余暇を「本当に自分がやりたいこと、挑戦してみたいこと」につかうことができる。その状態を少しでも早く実現するために、今から自分の資産を増やす仕組みづくりをしていきましょう、という考え方です。「お金や時間に縛られずに自分らしく自由に生きたい」というのは誰もが求めている生き方ではないでしょうか。
「FIRE」のスタイルは十人十色?!
FIREといっても、色々なスタイルがあるようです。自分の理想のワークライフバランスはどれに近いでしょうか?明確にイメージできれば目標が立てやすくFIRE実現の可能性も高くなるでしょう。
Fat FIRE | 贅沢ができる生活レベルでのFIRE |
Lean FIRE | 支出を抑えてミニマルな倹約生活を送るFIRE |
Barista FIRE | 労働者の特権を得るためにあえてアルバイトなどして生活するFIRE |
Coast FIRE | 資産はあるがあえて働くFIRE |
Side FIRE | 個人事業収入などで生活費の一部を賄いながら生活するFIRE |
Partial FI | 退職せず、仕事は続けながらも経済的自立を部分的に達成するスタイル |
Geographic arbitrage | 退職後に、地域や国による物価の違いを利用して生活拠点を変えるスタイル |
このように、分類は説明を読んでも似ていて違いが分からないものもありますが、つまりあなたがどの程度「経済的自立」を目指すのかによってFIREのスタイルもいろいろとありますよ、ということです。
これでないとFIREとはいえない、というものではなく、誰もが自分なりのFIREを目指せるということが伝えたいことです。
「FIRE」実現のためのキーワード「4%」と「25倍」とは
FIREを実現の指標として、「年間支出の25倍の資産を築けば、年利4%の資産運用益で生活費を賄うことができる」という考え方がある。「4%」という数字は米国株S&Pの成長率や米国のインフレ率の関係性から導き出されています。詳しく知りたい方は、たくさん情報が出ているので、調べてみるといいですね。この数字については、米国の株価を指標にしているので日本での生活では全くその通りというわけにはいかないでしょうが、一つの指標にはなるでしょう。
以下の計算方法に、今の自分の生活費などをあてはめてみると、FIRE実現のために必要なおおよその資産額が算出されます。
(計算方法)
年間支出(生活費)×25=FIRE達成に必要な資産額
資産額×年利4%=年間支出(生活費)
実際に数字を入れて計算してみると、
(例)
年間支出200万円 ×25=5000万円(FIRE達成に必要な資産額)
5000万円 ×0.04(4%)=200万円(年間支出)
このように、現在の生活水準を下げることなく、資産運用だけで生活していける状態になることがFIREと定義されています。
まず大事なことは、自分の「年間支出」を知ることです。日々の生活で何気なく使ってしまっているお金がないかもう一度見直してみましょう。支出を知り、将来必要な資産を見通すこと、それがFIREのはじめの一歩となるでしょう。
「FIRE」は自分らしく生きるための一つの手段
いかがだったでしょうか?働き方が多様化している中で、お金や時間に縛られず、経済的に自立し、自由に生活できることは誰しも求めていることではないでしょうか。
本業に自分の時間、体力・スキルを投資して、より経済的な安定のために副業も始めようとしているあなたは立派です。今目の前のことで精一杯という方も少ないと思います。
しかし、だからこそ、それだけの体力や気力があるうちに、長期的な視点を持ち、よりよい働き方を選んでいくことで、一度きりの自分の人生を自分らしく生きていきたいものですね。そのために、今自分にできることは何か、一つずつクリアにしていきましょう。
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