副業としてのECサイト運営は、働き方改革をしたい人にとっての選択肢の一つです。コロナ禍の影響も相まって成長が著しいネECサイトは、在宅でできる副業として魅力的なビジネスかもしれません。この記事では初めてECサイトの運営を検討する人に向けて、副業としての運営のポイント、計画時に検討すべきこと、運営にかかるコストの考え方などを解説します。
また、ECサイト内での買い物の一般化に伴い、ネットショップを開設するためのプラットフォームは多様化し、現代は誰でも簡単にECサイトのオーナーになれる時代だといえます。
副業を始めること自体の難易度は高くないとはいえ、ECサイト運営にはもちろん検討すべき点や課題が存在します。
開業に必要な項目は？？
ECサイトを立ち上げるには、さまざまな作業が発生します。
店のイメージ
取り扱う商材
各種かかる費用
マーケティング調査
決済方法
商品の配送方法
といった詳細な情報をリサーチして、商材や梱包資材の仕入れや、商品情報の登録など、開業まで用意する事は決して少なくありません。ただし副業として、隙き間の時間や休日に作業をすることを考慮した場合、ECサイトの構築までの準備期間は最低でも3カ月くらい見ておくことが現実的でしょう。
収入に対して発生する税金とは？？
副業としてECサイトを運営する場合、ネットショップで得た売り上げの収入から経費を差し引いた雑所得の金額によっては確定申告が必要となり、所得税がかかる可能性があります。
本業の雇用形態が会社員、パート、もしくはアルバイトなど、給与所得がある場合……
・雇用契約に基づく給与・賞与をもらっている
・年収2,000万円以下である
・雇用契約に基づくアルバイトなど以外で、副業の所得金額が20万円以上ある
の全てに当てはまる場合には、確定申告が必要となります。
自営業もしくはフリーランスで、配偶者控除を受けつつ、ECサイトを副業ではじめたい場合は、青色申告をしていることを前提に、年間の合計所得金額を以下の計算式に当てはめて、計算してみましょう。
事業所得 ＋ （ECサイトの収入ー経費）
ー 青色申告特別控除（青色申告をしている場合）
結論から言うと、自営業などから得た「事業所得」と、ECサイトから得た「所得」の合計額が48万円（基礎控除額）以上になる場合は、所得税の対象になります。ただし、48万以下でも、住民税の対象になる可能性はありますので、注意しましょう。
マーケティングの広告戦略
ECサイトを開店しただけで商品が自然に売れるとは考えにくく、宣伝や販売促進などのマーケティング戦略を考え、集客をする必要があります。副業でのECサイトの運営であっても、競合相手には本業のECサイトもあるため、集客の取り組みに作戦が必要です。
ECサイトの集客には有料と無料の二通りの方法があり、ウェブ広告など有料の集客方法では相応のコストがかかり、ソーシャルメディアなどを使った無料の集客方法では時間や手間がある程度かかる可能性を考えておきましょう。
副業でECサイトを運営する為の準備
副業でECサイトを開業すると決めたら、ショップの立ち上げや仕入れを行う前に、以下の４点について考えましょう。
１．ショップのコンセプトと商品選定
ECサイトを副業として成功させるコツの一つに、コンセプトを明確にすることが挙げられます。ショップのコンセプトは、「お客様に何を売って運営するか？」という目的と言い換えることもできます。
たとえばダイエット食品を扱うECショップであれば、一つ一つの商品を通して「健康的でスタイルの良くなる身体」を提供するのか、あるいは「安く痩せやすい体質にするサプリ」を提供するのかで、商品構成や価格、ネットショップのデザインなどが必然的に違ってきます。
また、コンセプトに加えて、コンセプトのターゲットの年齢層等も同時に決めておくと、ECサイト運営の計画が立てやすくなります。
ECサイトのコンセプトとターゲットが決まったら、それに見合う商材の選定を考えます。
前項で例に挙げた「健康的でスタイルの良くなる身体」をコンセプトに、ショップを開設するとしましょう。ターゲットは「専業主婦の女性」と定めたとすると、ダイエット食品でありながらも、新陳代謝を促進しておいしく、ターゲット層にあった商品と考えられます。同時に、ある程度の購入予算があると考えられる層をターゲットにしているので、商品の性質に見合った価格帯や、高級感のある商品などを検討しても良いでしょう。
コンセプトに合わない商材をECサイトに並べると、お客様に不信感を与える、集客がやりにくくなる、などの壁にぶつかる可能性があります。最初に決めたコンセプトから外れずに、ターゲットが繰り返し訪れたくなるような商品構成のバランスも考えたECサイトにしましょう。
2.使用するEC作成サービス
ECサイトを開業する方法には、「マーケットプレイス」と呼ばれる大型ショッピングモール型ECサイトでの自分の店舗を持つ方法と、独立した自社サイトを開設する方法があります。副業として初めてネットショップ運営をするなら、マニュアルがしっかりとあり初心者でも始めやすい集客力のあるモール型ECサイトへの出店がおすすめです。
一方、すでにTwitterやInstagramで多くのフォロワー数を抱えていてsnsでのイメージをショップのコンセプトとマッチして伝わるサイトを作りたい、などの場合は、独自のサイト作成を検討してみてもいいでしょう。最近では専門知識がなくても、簡単にネットショップを作れるサービスが増えており、月額料金や販売手数料が無料のものもあります。モール型ECサイトでは5パーセント以上の販売手数料がかかることもあるので、EC作成サービスの活用は、コストの節約にも有効です。
3.開業届
副業でECサイト運営を始めたら、1カ月以内に税務署に開業届を提出する必要があります。
「個人事業の開業・廃業等届出書」を国税庁のWEBサイトからダウンロードして印刷し、記入・捺印の上、最寄りの税務署に持参して手続きが可能です。
４．ECサイトの売上の目標を決めよう
ECサイトでは、インターネット上に「売り場」を持ち、商品を仕入れ、集客をして、お客様に買ってもらうことで売り上げが発生します。
収入の目標を立てるために、商品の原価に対してかかるコストや、売り上げの利益がいくらになるかを事前にシミュレーションしておきましょう。ECサイトの運営にかかる主要な費用には、このようなものがあります。
ECサイト作成サービス・モール型ECサイトの利用に対する料金
初期費用
月額利用料
販売手数料（販売額の数パーセント）
カード決済手数料（利用額の数パーセント）
商品仕入れの料金
広告費用
また、仕入れにかかる費用は、扱う商材の種類や数、ネットショップの大きさによって数万円から数百万円などと幅広く、予算を踏まえて検討する必要があります。中国等の輸入仕入れ代行サイトを活用してみるなど、低コストでのECサイトの運営の方法も考えてみましょう。
集客については、バナー広告などのWEB広告は、バナーのデザイン費用等に加えて、掲載媒体によっては、1つの広告表示ごとに1円前後かかる形式や、月額制などのサブスク契約などがあります。一般的に、WEB広告は費用をかけた分だけ集客ができるという効率性がメリットであるため、継続的に安定な売上を上げたい方は、おすすめです。
まとめ
まずは、副業としてECサイトを開店するための資本金や商材の内容、目標収入などに応じて、費用と売り上げをシミュレーションするところから作業を始めてみましょう！
本業とは、違った面白さが出るかもしれません。
Twitterでフォロワー数を増加⇒マネタイズしたい方にはもはや自動化ツールは必須とも言えるアイテム。
あなたもフォローしているインフルエンサーがいると思います。
一日50~100ツイートする方も珍しくないはず。そんなの素人には無理ですね。
というか副業でSNS運用やるとしたら、そんなめちゃくちゃな量のツイート時間的に不可能…と思いませんか？
実は可能なんです。みんな『SocialDog』という無料ツールを使って予約投稿しているだけなんです。しかもこのツール、投稿内容の分析なんかも勝手にやってくれちゃいます。もはやチートですね。
Twitterガチ勢はみんな使ってる。登録も超簡単ときたら、もはや使わないリスクの方が大きいと思います。
