黒川議員の定年延長何がいけない?安倍首相にはどんな得が?
日本には『三権分立』という考えがあります。これは憲法にも定められています。立法機関と行政機関と司法機関はそれぞれが独立しないため、つまり、どこかに権力が集中し、独裁国家となってしまうことを防ぐためですね。
三権分立とは、国の権力を三つに分散させ権力の集中を避ける仕組みのこと。三権分立はフランスの啓蒙思想家であるモンテスキューが18世紀に提唱し、体系化を行った。モンテスキューの三権分立論は、権力が一箇所に集中すると濫用が起こるとし、それを防ぐためには別の権力が監視・抑制する必要性があるという考えである。
出展元:Webio大辞典
今回はその『三権分立』を揺るがす大事態です。
#検察庁法改正案に抗議します
この図
馬鹿にしてるを通り越して家畜扱いか? pic.twitter.com/vLaVB6ZggG— Melt Garo / メルトガロ (@Melt_Garo) May 9, 2020
今回は行政機関であるはずの安倍首相が司法機関の黒川検事長を自らの利益のために定年延長を決定してしまった。
これにより安倍首相が得をするというのは下図をご覧いただくとよくわかります。
#検察庁法改正案に抗議します 安倍政権が、「安倍政権の守護神」と呼ばれる黒川検事長の定年をあわてて延長しようとしてるのは、弁護士団体が公選法違反で安倍総理を刑事告発しようとしてるからですよね? もし違うなら、今このコロナ危機に急いで延長しなければならない理由って何ですか?
— 町山智浩 (@TomoMachi) May 9, 2020
安倍さん…本当に首どころか逮捕されそうなんですよね…
これを受けて当然Twitter界ではデモの嵐。